夏の植物と言えば・・・。

こんにちは。スタッフOです。

ここ最近のお天気は曇り空が多く蒸し暑いが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?

さて、夏の植物と言えば・・・。『ひまわり』が王道かもしれませんが、ここ南区に因んだ植物と言えば『ラベンダー』ということはご存知でしょうか?

ラベンダーと言えば有名なのは『富良野』ですが、実は日本で最初に栽培が始まったのは、『東海大学札幌キャンパス』が建つ札幌市南区にある『南沢』なのはご存知でしたでしょうか?

その歴史は1937年にフランスから5㎏の種を輸入したことから始まります。翌年から北海道・本州などで3年間の試験栽培をし、北海道が栽培に最適な土地であることを確認し、1940年に日本初の本格的なラベンダー農場が『南沢』に誕生しました。

1942年には蒸留器が設置され、日本最初のラベンダーオイル採取に成功します。現在は、香料としての栽培は衰退しましたが、観賞用としてラベンダー畑が、北海道の夏の大地を彩り続けています。

※試験栽培の際に土地を寄付した田中喜代松さんの看板

東海大学札幌キャンパスでは、歴史を伝えると共に地域との繋がりを深めるため、2002年度より3年かけて『ラベンダーキャンパス化計画』を実施されています。

現在は約3600株のラベンダーが夏のキャンパスを彩っております。

当施設からは、車で10分程の所に発祥の地の石碑があります。興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?