4月29日祝日「昭和の日」メニューは「桜ちらし」
4月29日祝日「昭和の日」
イベントメニューとして桜ちらしが出ました。
北海道にはざっくりと三種類の桜が咲いています。ソメイヨシノ、エゾヤマサクラ、チシマサクラです。
フォーシーズン山鼻の近くの公園「南17条つぼみ公園」にはこのうち二種類の桜「ソメイヨシノとエゾヤマサクラ」じゃないかと思われる桜が咲いています。
淡いピンクの花と濃いピンク花が少し開花時期をずらしてふさふさ咲いていました。
札幌・円山公園などでたくさん咲いているのはピンクの濃い花と葉を同時に出すエゾヤマサクラです。
でもつぼみ公園で先に開花したのはソメイヨシノ と思われる木。本州のお花見で愛でるのはこちらの木で幕末から明治にかけて広まった実は歴史の浅い桜です。
種では増えず、接ぎ木としてしか増えないために同じ遺伝子を持つクローン。ゆえに一斉に咲いて散るのだそうです。この桜も中島公園に100本くらい咲いてます。
チシマサクラは根本から横に広がる木で花は淡いピンクで咲き始めて満開になると花が白く見えます。国立研究開発法人土木研究所が市内では有名な名所です。桜前線の最終地点の根室の清隆寺の標本木はこのチシマサクラです。研究所には昭和59年に道東の浜中町霧多布から苗木を持ってきて植樹されました。札幌市内の道産子はこの研究所のことを「どぼくげんぎょうしょ」となまって言うのですが、それで通じる愛される桜の名所なのです。